安定している職業ベスト3

最終更新日 2024年4月22日 by atsumu

新型コロナウィルスの感染拡大に伴って、多くの業界で混乱が続いている状況となっています。
緊急事態宣言の発令で、外出自粛を実践する人が大幅に増え、街を歩く人の数が多いところでは8割以上も減少している状況となり、飲食や外食産業などはまさに壊滅的とも言えるダメージを受けています。

 

安定度という観点でベスト3の職業をピックアップ!

その他にも各種サービス業や運輸業、ホテルなどの宿泊業に関しては厳しい現実と向き合わなければならないことが見込まれていますので、これらの業種からの転職を考えている人も少なくなりでしょう。

このような未曾有の事態でも安定した収入と雇用が得られる職業がありますので、まずは安定度という観点でベスト3の職業をピックアップしていきます。

 

電気やガスを供給している会社

外出自粛の影響を受けにくい業種として挙げられるのは、日常的なインフラを支える電気やガスを供給している会社です。
企業の生産活動は低下しており、電力やガスの需要も低下していると考えられることもありますが、その一方で自宅で過ごす時間が増えることから一般家庭に向けた供給量はむしろ増加しています。

経済活動が大きく縮小しても、供給をストップすることはないという点、需要は一定レベルで存在しておりメンテナンス等の業務も定期的に発生するという点など、このような状況においても安定した仕事量が見込まれます。

電力やガスは近年自由化が進んできており、消費者側が自由に選べるようになってきていることから競争も激しくなってきているものの、依然として需要が確実に見込めますので安心感が高い職業であると言えます。

 

食料品を中心に取り扱っているスーパー

小売業も業態によってはかなり業績的に上昇していると考えられ、特に日常の生活に欠かすことのできない食料品を中心に取り扱っているスーパーは、軒並み前年度の売上高を更新するという空前の需要増加の波に乗っていると言えるでしょう。

緊急事態宣言の発令に伴っていわゆる「巣ごもり消費」が増え、今後も当面の間は大幅な売上の増加が見込まれます。
地域に根ざしている小売業においては、高い需要と安定した売上が平常時でも期待できますので、好況や不況などによる大きな変動の波には飲み込まれにくいため、今回のような新型コロナウィルス拡大の局面においても強さを発揮しているものと考えられます。

 

公務員

売上に左右されないという観点では、公務員系も抜群の強さを発揮するものして注目をすることができます。
既に今回の危機的局面において企業からの内定が取り消された人や、雇い止めに合った人などを臨時的に雇用する受け皿として機能していますので、各地方公共団体の職員はお勧めです。

公務員の職種は幅広くあり、基本的にはどの職種も一度正式に雇用された場合には定年まで勤め上げることができますが、臨時的雇用や会計年度での任用などの期限付きでの採用もありますので、より高い安定度を求める方は採用試験を受験して各地方自治体の正職員となることがお勧めです。

現在の状況では、公立病院に勤務する公務員(看護師や医師)や、保健所の職員などはかなりの激務になっており人が足りない状況ですので資格を有している人にとってはお勧めと言えるでしょう。

また学校の教職員も最近まで続いていた好景気の影響で人手不足が深刻化していますので、教員免許を有している人には比較的容易に安定した職業につけるチャンスがあります。

 

まとめ

未知のウィルスの蔓延という、私達がこれまでに経験したことのない事態ですので、今後の経過と情勢によってはさらに身の回りを取り巻く状況が大きく変化する場合もありますが、一定の需要が確保できる職業を見つけることで、このつらい時期を乗り越えていくことができる可能性を高めることができます。
まずは私達が互いに手を取り合いながら、共に頑張っていきましょう。